エモーショナル片手に踊りたい夜もある

生活をがんばるOLの備忘録

永遠のように感じる夜だった 滲む赤色目に鮮やかに(6/5 新ネタコントライブ「優勝」@∞ホール)

 何年ぶりの∞ホールだったんだろう…たぶん大学のときにノブコブと直美ちゃんのトークライブか何かを見に行った以来だった気がする。(空前のノブコブ吉村さんブームだった)
 ここのところK-PRO人力舎・マセキといった「他事務所」と括られるライブにばかり足を運んでいるのですが、吉本の現場に行っていた経歴のが圧倒的に長いのでちょっとホーム感ありました。吉本とマセキ人力太田プロって抱えてるファンの空気感なんかちがう気がする。松竹はわりと吉本寄りかな…やっぱり劇場持ってるのって強いですよね。持て余してるところとか使い方がどうなのかとかおもうとこもまああるけどもにょもにょ

 話が逸れました。私は話が逸れやすい。

 というわけで行ってきました~~新ネタコントライブ「優勝」。
 オープニングはレギュラー出演者の皆さんがまず出てきてトーク男性ブランコの平井さんがインフル明けということでめちゃくちゃいじられてました。強制的に舞台上で寝かされる平井さん。そのままトークが進む。カオス。
 寝かされている平井さんがゲストのかが屋を呼び込むと、おふたりそのまま平井さんに駆け寄ってお見舞いし始めたのでめちゃくちゃおもしろかった…なんだこの図は…
 そして加賀さんが袖に捌けては座布団をめちゃくちゃ持ってくる。「まってなんで加賀くんそこにあるの知ってるの」(レギュラー陣)彼は吉本でしたか?(マセキです)
 新ネタコントライブだけどゲストは新ネタじゃなくてもよかったそうなのですが、「“新ネタ”コントライブなのだから…」とこの日のためにかが屋は新ネタを作ってきたそうで。(わーい)優勝レギュラーの芸人さん(どたなか失念してしまった…)が別現場でかが屋に会うたびに「ぜったい!間に合わせますから!ぜったい!」と言われていたらしい。その気持ちがうれしいよね~~~~(誰目線)

 新ネタの内容はなんていえばいいんだろうな、付き合いたてか付き合う直前の男女が今夜このあとどうするか様子の見合い…みたいな感じ。私の持ちうる言葉だとなんか下品ぽくなるな…夜の駆け引きなのにすんごくいじらしくてあたたかいコントだったのほんと…水曜日という週の折り返しの疲れた夜に見るコントとしてこんなに大正解of大正解なものは無いのではないかと思った。この日の私のコンディションにとってめちゃくちゃ有難いコントでした。
 賀屋さんの姿が「市役所」のりっぴちゃんだったので(もしかして馴れ初めか!!?!?!!?)と祭りが始まりそうだったけどりっぴちゃんじゃなくて「まゆみちゃん」と「しょうくん」のおはなしでした。ちがったけどすごくよかった…ほんとうに…よかった…思い返すだけでへへへ…ってなる にこにこ。

 コント感想は断片的に言いたいことだけ言う書きなぐりメモ形式でお送りします。

▷賀屋さんの女の子がかわいい
 かわいい。どうしてあんなにかわいいんだろうなといつも思う。愛嬌が…すごいのだろうな…
 髪を結んだだけで一気に女性の雰囲気纏えるのすごいですよね。一目で「ああこのひと女のひとなんだな」って分かる。みきぴょん(「コンビニ店員」「年金(あらびき団)」)のときみたいにきっちり結ぶのもすてきですけど、個人的にはりっぴ(「市役所」)や今回のまゆみちゃんみたいに横髪ゆるっと残して後ろでゆるく結んでる賀屋さんがめちゃくちゃ好きだなという話だけで酒が飲みたい 賀屋さんの女の子はなぜあんなにもかわいいのかで飲み会したいんですけど誰か飲んであげてほしい私と
 ちなみに出待ちで賀屋さんにりっぴちゃんかと思いましたと伝えたら「あ~カーディガンとか使いまわしちゃってるんですよね~」とふふふ、と返されたので賀屋さん自身がもうかわいいな…とおもいました。作文かこれは
 賀屋さんふふふ、って笑いますよね わたしはすごくそれがすきです…恋文…

かが屋コント登場人物男性部門第一位の「しょうくん」
 私このひとと一緒の墓に入りたいと思った(激重発言)あまりにも真摯で素直でまっすぐな姿だったので、おもしろいんだけどウワ~~~~~好きです……………っていう気持ちがすごかった。ほんとに いいな………加賀さんもうまいですよね。ご本人自体もまっすぐな方だな、という印象はあるけれど、あのコントのまっすぐさは加賀さんではなく完全に「しょうくん」のものでした。本人が透けて見えてこないというか。
 漫才とコントの違いのひとつとして、芸人自身の姿を見せる/見せないってところがあるな、と思ってるんですね。私の中ではだけど。コント漫才とかもあるけど、やっぱりそれは芸人さんご自身が「あえて」別人格やってますよ~という下地がある上で成立するものだと思っていて。でもコントは「あえて」で別人格をやったら完全に世界が壊れるわけじゃないですか。
 飾りがたくさんついた設定であればキャラが立っているので演じやすさもあるだろうけども、このコント上では突拍子もない設定とかはなく「ひとりの青年」であるその「しょうくん」を、加賀さんは「加賀翔」としての色をうまく表に出さないようにされて、「しょうくん」を舞台上で出力されてたのがほんとうにすごいな…と思って見てました。まあご本人がどう考えてらっしゃるのかは分からないので全部妄想想像でしかないんだけど。見えているものがぜんぶだからしょうがないよね…見せてくださるところがすべてである。

▷「ほんとうはね、終電しらべてたの」(まゆみちゃん)
 しょうくんが慌てふためいてわーわーなってるときにまゆみちゃんのこの破壊力しかない発言。
 いやもう えっ えっ かわいい…泣いてしまいそう… それを受けてしょうくんがウワ~~~!みたいに噛み締めてたのがすっごく良かった。まゆみちゃんの言い方もこなれた感じじゃなくてぽつり、と言うかんじが…いや慣れてるがゆえの振る舞いかもだけど…もう慣れててもいい

▶「ごめんなさい興奮してしまいました」(しょうくん)
 しょうくん~~~~!!!!なんて心根のやさしい ひとに対して真摯な男性なのだ…とおもった
 言い方もぐっと意を決した感じで、私はもう泣いてしまいそうだった…(※お笑いコントです)まゆみちゃんが「なんだろううれしい…」って戸惑いながらもふわっと笑って返してたのが アーーーーーもうーーーーーーおかあさん…泣いてしまう…………ってなった(※お笑いコントです)

 もうほんとにめちゃくちゃおもしろたのしかったです。労働に疲弊したOLの夜にこのコントはあたたかすぎてないてしまいそうだった。暗転中ちょっと泣いた。こういう、こういう世界であってほしいよな…………と思う そういう世界にしよう。

(6/14追加)
 あまりにも遅筆すぎてこの日記書き上げる前に公式から!!!!このコントの!!!!動画が!!!!配信されました!!!!!!!!!!!この世は天の国か ありがとうマセキ芸能… ちなみにこの日記は優勝直後に書き進めてたんですけどね。遅すぎでは……………
 事務所ライブで披露されたみたいです。初下ろしのときとはちょこちょこ違ってるのでそれもまた良いものでありました…いやほんと動画うれしいな…

 このときだと「加賀くん」なんですね

 かが屋以外のコントだと、うるとらブギーズやさしいズ男性ブランコのネタがおもしろかったです。全組初見でした。やさしいズはようやっとテレビではなく生で見られて良かったなあ。
 票を入れたのは男性ブランコ。カンフー兄妹が復讐したい・させないで言い合うネタだったんですけど、この言い合いがま~~~~~~おもしろかった。めちゃくちゃおもしろい。平井さんが妹役でミニワンピのチャイナ服お召しになってたんですけど、あまりにも丈が短すぎて見えちゃうんじゃないかと内心そわそわしてました 大丈夫だった。
 男性ブランコ、他のネタも見たらおもしろかったのでぜひにいろいろ見ていきたい…。かが屋とユニットコントしないかなとひっそり思っている。このまえのEXITとのユニットコント良かった。地上波でやらんかな~

 エンディングトーク。平井さん再び寝かされる。かが屋は引き続きお見舞い。賀屋さんが平井さんの手を握っておられた。かわいい。
 周りのレギュラー陣から「かが屋どんくらいのスパンで何個新ネタコント作ってるの?」と聞かれ、寝込む平井さんにだけこっそり加賀さんが伝える…という謎な流れでした。前の方座ってたけど聞こえなかった…くそう…でもほんと何個つくってるんだろう。
 「かが屋のあこがれの先輩は?(好きな先輩芸人だったかな)」については賀屋さんから平井さんへ耳打ち。これは聞こえました。(やはりバナナマン)逆に平井さんはラーメンズだそうです。ここで私がひとり喜ぶ。へへ…… 平井さんも賀屋さんも「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」(『鯨』)がお好きとのことでした。ラーメンズも公式で動画あげてくださっててありがたいなほんと…

 かが屋目当てで初めて入ったライブでしたけど、レギュラー陣もめちゃくちゃおもしろくてたのしかったです。仕事帰りに寄って新ネタたくさん見られる良さ。いいなあ。男性ブランコ知られたのは大きなラッキーだった。名前聞いたことあってもそこから検索してネタ動画見るかな…と思うとなかなか指が重いので、こうやって生で見られるのはありがたい。オープニングトーク・エンディングトークもあると人となりも分かりやすいし。良いですね。
 みなさんキングオブコントでうれしい結果になるといいなあ。賞レースはどうしてもその場の運で左右されてしまうから、頑張っている人が必ず報われるわけではないのはわかっているんだけれどね。でもやっぱりがんばっているひとが、がんばっている分だけうれしい気持ちをたくさん抱えて、これからも芸を魅せてくださったらこちらもうれしいなと思う夜でした。


(タイトルの短歌は今回のかが屋コントをモチーフにしたものです)