ロックスターと私(20160707)

 先日24歳になった女の子の誕生日をお祝いしてきて、自分が24だったときって何してたんだろう?と思い返すことがあり。
 24歳といえば6年前。2016年。THE YELLOW MONKEYが12年越しに再集結することが発表されて、その日からずっとロックスターに彩ってもらっていた1年だった。もう6年前なんだね〜〜〜〜月日が過ぎるのめちゃくちゃマッハ もう私はこの冬に30を迎えるよ

 そんなことを最近振り返っていたら、ちょうど6年前の七夕に書き留めていた日記を見つけまして なんとなくタイミングの良さを感じたので今あらためてインターネットの海に流しておきます。ただ私が自分の文章を読み直したいだけですが 自分が大好きなので ガハハ(山賊)
 気恥ずかしい表現をつかっていたりするな〜〜〜と思いつつ、当時の気持ちが込められていてなかなか良い文章なのではないかなと。

 2022年の七夕はいつもと変わらない日々、どちらかといえば冴えない日ではあったけれど どこか少し特別に思えるのはイエローモンキーのおかげでもあるよ。デビュー年に生まれた私なので、30という数字を一緒に素敵に迎えられるように、立ち止まりながらも歩んでいきたいと思います。
 2022年7月7日。6年を過ぎて今もこうしてバンドがあることに心から感謝を込めて(20220707)


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 12年前の今日、私のロックスターであるTHE YELLOW MONKEYが解散した。12年後の今日、私のロックスターはテレビのスターとして ステージのスターとして、今ここにいる。

 1月8日の再集結・再始動・復活が発表されてから、明日でちょうど半年を迎える。ほんとは明日これ投稿しようかとも思ったんですけども、やっぱり「7月7日」はなんとなく大事かなって思って、一日早くこれを書きました。うそですほんとは6月20日から書いてます。間に合うかわかんなさすぎて(あと推敲したい)3週間前から書いてます。それでも誤字脱字意味わからない文脈ありそう許してね

 私がTHE YELLOW MONKEY(以下イエモン)の再集結を知ったのは1月8日のお昼で、ご飯食べながら見ていたツイッターがきっかけでした。「THE YELLOW MONKEY再集結」の文字とともに、今現在のキービジュアルでもあるあの4人の姿。ライトの残光のようにメンバーにまとわりついている青色。本気で息が詰まって、身体が急に浮遊感を覚えたのを今でも覚えている。声を出したいけどほんとに出てこなかった。人ってびっくりするとこんなんなるのか…っておもってた すごかった
 震える指で公式アカウントをフォローして、公式ページを見てツアー詳細を見て、私がイエモンを聞くきっかけでもある父にLINEして、「ツアー絶対行こう」って送ったのが次の行動でした。ちなみに父はツイッターでも言ってるけどヒーセ氏と同い年です。ヒーセぱぱ(そうだけどそうじゃない)そして号外が各地それぞれ配られていると知って、仕事終わって即電車に駆け込みツイッターで状況を調べながら新宿に向かってました。もうあのときの必死さはすごかった。新宿の配布場所を検索で大体目星つけて、新宿付近に住んでる友人にその場所の最寄りの出口を聞いて。号外は無事に貰えました。

 手がすごい震えた。ひとまず写真を撮った。再集結は本当だと、そこで改めて実感してました。新宿の片隅で。新宿滞在時間わずか10分。
 家に帰って急いでファンクラブ入会して、号外を広げて感慨にふけってた一日だった。本当に濃い一日だった。

 徐々にメディアにも「THE YELLOW MONKEY」の文字が踊るようになって、戻ってきたのは本当なんだって、噛みしめる日々が続いてました。もう解散したバンドじゃないんだって、まだ姿は見れていないけど本当なんだと。ほんとうに、嬉しかった。

 私は今23歳で、今年24の年になる。92年生まれ、THE YELLOW MONKEYがメジャーデビューした年。約半月遅れだけどデビュー数えだと同い年になる。イエモンを知ったのも聞き始めたのもほとんど物心がついてない時からで、ようやく思い出せる3才くらいにはもう耳にしてたので具体的にいつから、が今でも言えない。
 父親の影響ではあるけど、父親が熱狂的なファンなわけでもない。ので、タイトルにロックスター(イエモン)と私とつけてるくせにルーツはしっかりしてなかったりする。けれど、土曜日にお昼を食べながら王様のブランチ内で放送されていたCDTV(今は深夜の時間帯だけになってしまってわりと寂しい)を見ていた記憶の中に、イエモンの存在は大きく覚えていて。ランクインで流れるとそわそわしていた記憶は残っている。私自身が彼らを「ロックスター」だと認識してずっとその名称で呼び始めたのはもう少し後のことだけれど、たぶん イエモンはなるべくして私の中でロックスターになっていたんだと思う。まだまだ産み落とされて間もない子どもの中でも、しっかり根付いていたのだろうと、思う。

 2004年7月7日、THE YELOW MONKEYが解散した日。この日をバンドの命日だと記している人がいて、なんて残酷で美しいんだろうと思った。命日。けれどねでもね、2016年7月7日を迎えてみて思うのは、2004年7月7日は命日ではなかった。死んでなんていなかった。静かに、息をひそめながら、姿は見えずともこのバンドは生きていたのだと思う。だからこそ、今を生きて 今ここにいるんだろうと思う。2004年の七夕に確かにTHE YELLOW MONKEYは消えてしまった。けれど、2013年7月7日にまた戻ってきてくれた。そして、2016年7月7日のいま、THE YELLOW MONKEYとして4人は日本の、大阪の、この夜の下にいる。吉井和哉菊地英昭廣瀬洋一菊地英二ではなくて THE YELLOW MONKEYのロビン・エマ・ヒーセ・アニーとして、七夕の日を迎えている。それが事実でそれがすべてだと思う。奇跡は現実だし、現実が奇跡。

 私のロックスターが素晴らしい夜を、七夕の日を迎えられるよう願っている。
あなたたちの、あなたの背中にあるのは決して十字架じゃなく、愛だってことにどうか気づいて、4人で顔を見合わせて恥ずかしそうにうれしそうに笑ってくれますように。月日を重ねた目尻の皺が、どうか笑顔で彩りますように。
 最高な世界をどうか一緒に見させて下さい。バラ色の日々がこれからもずっと、続いていきますように。おかえりなさい、ロックスター。

160707 //バラ色の日々(THE TELLOW MONKEY)

2019年の現場を振り返ろう・下半期(7月~12月)

★上半期はこちら

 年末までにぜんぶ書き進めようとしてるので頼むから年内にアップしてくれ12月30日ないし31日のわたし(12月2日のわたしより)
 ということで下半期の振り返りです~



【7月】

7/4:ユニコーン100周年ツアー”百が如く”@日本武道館
 再結成時(2009年)のとき高校の制服姿で武道館に向かっていた私が、10年後半休取って武道館に向かっていると思うと10年の月日って案外あっという間なんだな、と坂道を登りながら実感しました。
 この時期から仕事に対してうまく気持ちがついていかず情緒が不安定気味になっていたので、『ヒゲとボイン』の「会社とはなんだ人生とは何だ」の節があまりにも心臓をえぐってきて戸惑った覚えがある。高校生のとき良い曲だなあと流していた言葉が、歳を重ねたことで引っかかるようになるのだなと思った。今でもこの節に対する答えは見つからない。
 ライブは『ひまわり』で閉められて、再結成時のオープニングに繋がるみたいでめちゃくちゃずるいなあと思いました。勤労は続く。

7/7:THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 GRATEFUL SPOONFUL@さいたまスーパーアリーナ
 私には“七夕にスピッツを見る”、“七夕にイエローモンキーを見る”という夢があったのですが、スピッツは昨年叶い、イエローモンキーが今年叶って見事七夕コンプリートとなりました~~~ぱちぱち。うれしい。
 SUPER指定席だったのでたまアリキャパでもかなり近くでイエローモンキー見られて興奮だった。メンバーが花道降りてくるとかなり鮮明に見えるので、一緒に入った父がバチボコ興奮してたのがおもしろかったし連れてこられて良かったなあ、と心底感じた思い出です。

7/30:真夏の笑フェス2019@上野不忍池水上音楽堂
 かが屋を知って好きになったきっかけが、昨年12月30日に流れたあらびき団での『年金』というコントで、私にとってこのコントをいつか生で見ることが大きな夢でした。その夢がはじめて見た日からちょうど7カ月の日に叶って、思わず笑いながら泣くという私にとって大きな大きな出来事でした。ほんとうにうれしかったです。

【8月】

8/4:ShooowTime!!×ワラリーマン@杉並区立方南会館
 プロの芸人、アマチュアの芸人、マジシャン、怪談師、ほかいろいろ、とジャンルごった煮ライブ。前日仙台でイエローモンキー見て東京帰ってきてそのままライブ会場に向かう、というスケジュールだったのですが組み立てた自分にいい加減にしてくれ……と思った。わりとしんどかった。もうアラサーにはきつい。
 マジシャン・HANABIさんの質問に正直に手を挙げていたら選ばれてしまい………空中マジックの協力だったので自分じゃ何が起こってるのかわからないし体勢めちゃくちゃきついしで苦い思い出になった。檀上あがったら客席後ろにかが屋が見学してるし袖にはなかるてぃんさん(ナイチンゲールダンス)がいるしで緊張もすごかった。もう正直に手を挙げません…………

8/26:かが屋の!コント16本!@新宿シアターモリエール
 キングオブコント準決勝に向けたネタ選定用ライブのはずが、まさかの準決勝ネタ提出締切がライブ前日(8/25)ということで、16本オール新ネタライブになるというかが屋の頭のおかしさが大披露された単独ライブ。すごい褒めてる。チケット大戦争だった………(自分では取れず協力者のみなさまに取っていただいた)
 かが屋のコントの世界を16本連続で見られることが出来てめちゃくちゃ楽しかったです。あんな貴重な場所にいられてたのすごいな…かが屋史の中でも超レアライブになるんだろうなあ。

【9月】

9/6:男性ブランコ 第5回単独公演「えんがわサイケ」@3331 Arts Chiyoda
 6/5に見に行った新ネタコントライブ「優勝」で初めてコントを見て気になり始めた男性ブランコ。直近で単独ライブが開催されるというなんとも有難いタイミング…。単独名の「えんがわサイケ」を体現したコントが散りばめられていて、懐かしさのある空気と摩訶不思議な空気が交差する世界観がとても新鮮でした。(入った公演にかもめんたるのう大さんがいらっしゃっていて、まさかの席が隣という状況にめちゃくちゃてんぱった思い出…)

【10月】

10/1:コントディレクターズカット版~時間に縛られたネタではなく、ベストの時間でネタをするライブ~@ルミネtheよしもと
 同行させていただけて入れた公演。舞台上で繰り広げられるコントの世界ひとつひとつが美しくて、この日にこの時間にこの場にこの席にいられて本当に幸せだな、と各香盤終わりで暗転するたびに噛み締めていました。かが屋が披露した『夫婦』、初めて見たときに比べてよりあたたさを感じてひっそりと泣いた。

10/4:オールナイトトークライブ『コント村(仮)5』@新宿ロフトプラスワン
 キングオブコント明けたコント村はそれはそれはもう熱を帯びていて最高だった……。はじめて見に行った7月のオールナイトのときと同じ席で見られたのが個人的にうれしかったです。同じ場所から見える違う世界っていいな、と思う。
 この回でコント村から(仮)がはずれ、世界を目指して大きな一歩を踏み出しました。見に来ていたやさしいズ・タイさんも加わって話がより加速していったの熱かったな…。K-PRO代表の児島さんも一瞬演者側に混ざって、コント村の輪郭が具体的に見え始めたのがすごかった。コント村の行く末を見つめていきたいし、ずっと続いていきますよう願っている。
(この日行列の先頭からコント村見に行くスケジュールで、コント村開場まで行きつけの喫茶店で時間潰してたらコント村の4人が後から入店してきて死ぬほどパニックになるという個人的事件があった)

【11月】

  • 7日(金)19:00/フライングピンク@新宿Fu-
  • 17日(日)19:00/PROJECT NewZスペシャル@渋谷・ユーロライブ
  • 23日(土)16:00/マイナビ Laughter Night 第5回チャンピオンLIVE@よみうりホール

11/23:マイナビ Laughter Night 第5回チャンピオンLIVE@よみうりホール
 こんなに居心地のいいお笑いライブがあっただろうか…というぐらい最高で、しかも全組バチボコ面白いというバケモノライブでした。めっ ちゃくちゃおもしろかった…全員チャンピオンだよ!!!!と言いたいぐらいだった。笑いすぎて泣いた…。

【12月】

12/10:キャモン西本の超本気お笑いライブ2019 in座・高円寺2@座・高円寺2
 わたしの誕生日ライブです(勘違いも甚だしい)。誕生日にかが屋を見られると知って、これはぜったい前で見たいぞ…と思い最速先行で予約→見事最前で見ることができました。幸。オープニングトークかが屋の絡みが男子小中学生感あってよかったです。怪奇!YesどんぐりRPGを見ると呼吸ができないのでどうにかしたい(腹筋が死にました)
 全組おもしろくてたのしかったな~誕生日にこんなにおもしろい時間を過ごせてうれしかったです。そして大好き座・高円寺2。西本さんありがとうございました&おつかれさまでした…。

12/12:ザ・マミィ第1回単独公演『パパプライド』@新宿シアターモリエール
 “1回目の単独ライブ“に行ったことがない人生だったのですが、27年目にして経験できました~わ~しかもザ・マミィの単独公演。行ったことがゆくゆく自慢になるであろう日でした。
 初日ということで本人たちの緊張が伝わってくる部分もあったのですが、最初から最後までずっとあたたかい空気に包まれていてすごく居心地の良いたのしいライブでした。ちょっと泣いてしまいそうだった…。酒井さんと林田さんがふたりでいっしょうけんめいに作り上げている世界のあたたかさ。なんとなくいずれ日本放送協会の教育テレビで担当コーナーやレギュラー番組を持ちそう。あとLIFE!にはぜったい出る(言霊)

12/13:シャープトーク@阿佐ヶ谷ロフトA
 ひつじねいり×サメゾンビのトークライブ。今回はゲストにきしたかののおふたり。オールマセキ。第一回のときに滝田さんが手製カレーを披露していて、これがめちゃくちゃ食べたくて行ってきました~カレー大好きOL。そして本来であれば3回目だったはずの阿佐ヶ谷ロフトAにはじめて入ることに。商店街の中にあるんだね。全体的にゆるゆるとした空気ですごく居心地よかったな~ひたすら瓶ビールあけていた…(ひとりで…)
 滝田さん手製のカレーを、事務所の先輩であるバカリズム氏がカレーを振舞われたBBQ中に「片手間に食べるもんじゃない(美味いから)」と言っていたらしく。それに喜んでいる滝田さんが微笑ましかった。たしかにカレーおいしかった…。去年よりすこし辛めを抑えたそう(個人的にはもうすこし辛めでも良かったかなあ)なんだけど、食べた細田さんがちいさく「からい…」と言っててそれがかわいかったからオールオッケーです(ちょろい)。
 座った席が上手側だったので楽屋口の扉が開くたびちょっと楽屋の中見えたんだけど、細田さんが煙草を吸ってるところが見られて脳内祭りがすごかったです。私は喫煙者がだいすきなので………(noteから煙草2箱分の送金をする女)
 



 下半期は気持ちが下降気味になったり体調が悪化したりと心身ともに荒れ模様だったので、10月後半から11月にかけては想定していた予定よりぐんと減りました。空席つくらずに済んだのがほんとうに幸いだったなと思う…。気持ち沈んでるけどいける!って時と、もう身体が無理なときがあるんだなと身に染みた下半期でありました。娯楽をじゅうぶんに楽しむためには心身ともに健康であることが最重要(メモ)。

 ライブを見に行ったことでおもしろいな好きだなと思った芸人さんがたくさん増えました。誇張なくそれはかが屋が繋いでくれた縁だなと今までも今もこれからも思っています。特にポンループとひつじねいりはありがとうかが屋…(出会わせてくれて…)という気持ちが大きい2組です。(かが屋が出ているから見に行った速いビーム:ポンループ、かが屋も出演しているから見に行った人力舎VSマセキ対抗ライブ:ひつじねいり)



 と、いう文章を2019年から書き続けていてものの見事に放置しまして(…)今はもう2021年(??????)になってしまいました。にせんにじゅういちねん・・・・?(は て ・・・・?)
 2020年、想像もしてなかった状況になり、所持していたチケットが何枚かまぼろしとなってしまった1年でした。でもその中でもイエローモンキーのライブは4本中3本見に行けて、本数は圧倒的に減ったけれど生の舞台に触れられたのはすごく良かったです。やっぱりこの目でステージを見つめること、与えられた場所で開演の瞬間を待つこと、この上ない幸せなことなのだなと改めて思えました。
 2021年、状況は目に見えて良い方向に変わってはいないけれど、その中でどうにか生のステージに舞台に触れていけたら。今年もきらきら輝く瞬間をこの目で見続けられますようにと願って。

12/10 キャモン西本の超本気お笑いライブ2019 in座・高円寺2@座・高円寺2

2019年12月10日(火)キャモン西本の超本気お笑いライブ2019 in座・高円寺2@座・高円寺2
【出演】ういろうプリン/ネギゴリラ(※)/マザーテレサワ(※)/TCクラクション/東京ホテイソン/にぼしいわし/リクロジー(※)/大仰天(※)/小林ぼっち(※)/エル・カブキ/怪奇!YesどんぐりRPG/トム・ブラウン/元祖いちごちゃん(※)/オッパショ石(※)/わらふぢなるおかが屋ヤーレンズ
(※印は昼の部勝ち上がり組)
【進行】キャモン西本

 ツイッターでドコスコ主張しまくっていたのですが、12月10日は自分の誕生日でした。おめでとう27歳ありがとう27歳。27って数字を得てようやく“アラサー”という言葉に箔がついてきた気がする。
 恐らく20代というブランドで多くの得をしてきたのだろうけど、あまり30代に近づくこと、歳を重ねていくことにマイナスイメージや焦りがまったくないので有難い人生だなとしみじみ思っています。当たり前のように自分の思想と考えを包み隠さず生きていけること、これってあまり当たり前のことじゃないんだなと歳を重ねていくたびに思いました。呪いの話とかも。それはまたべつでまとめよう。ではライブ感想です~~~!!!!(テンションの高低差)

 行ってきましたキャモン西本さんプレゼンツ・超本気お笑いライブ2019(勝手に「ニーゼロイチキュー」と読んでいる)。開催告知で公演日が誕生日だと知って即先行予約で取ったライブでした。誕生日に好きな会場(座・高円寺2)で好きな芸人が見られるって最高案件すぎませんか。最高案件でした。しかも座席が指定できるというありがたいやつ…。どうしても遮るものが無い席で見たかったので、迷わず最前席を予約しました。横も通路だし快適of快適。そして座・高円寺2はめちゃくちゃ良い会場。(なんども言う)
 今回のライブは事前に告知されていた出演者に加えて、昼の時間帯に行われたバトルライブで勝ち上がった数組が出演という形式。あと開場時間中に前座があって、そこに見たかった芸人数組出演してたのでちょっと早めに行ってきました。前座出演したフランスピアノは初めて見たコントだったのでうれしかったな~フランスピアノは2月に単独開催ということで。フライヤーがめちゃくちゃ良いので見てほしい


 写ルンですで撮ったらしい。フランスピアノそれぞれの個人アカウントでフライヤー撮影風景の動画があがってるのでそちらも併せて見るとより良いかんじです。フランスピアノっておしゃれだよね…空気が00年代の細い線で描かれた漫画っぽいかんじ…

 いざ本編。オープニング映像が味わい深かったのでもう一度見たいな~と思っていたら田口くん(大仰天)がツイッターであげてくださっていました


 (オッパショ石の広田さん作成だそう。すごい。)

 オープニングMCはにぼしいわし、わらふぢなるおヤーレンズかが屋の4組。

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にぼしいわし
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わらふぢなるお
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ヤ―レンズ
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かが屋
 にぼしいわしと加賀さん(かが屋)は同じNSC35期生であるにも関わらず、加賀さんめちゃくちゃ敬語だった。にぼしいわしのふたりが同じく同期のゆりやんレトリィバァと仲が良いのに対して加賀さんが「すごいなって…」となぜか見上げるような言いぶりを見せるという。加賀さんがNSC同期の中で唯一タメ口で話せるのはコウテイだそう。「もうね、NSC35・36・37期生あたりはぜんぶおなじって思ってる」(加賀)アバウトである
 加賀さんがマイク持ち担当だったので、賀屋さんが話し始めたのを見かねてマイクを賀屋さんに近づけたら思い切り賀屋さんの口元にぶつかるという事故が発生。(結構鈍い音したので相当ぶつかったと思う)口元抑えた賀屋さんがよろよろしながら「八重歯にあたった!!」と加賀さんに怒りをぶつけてたんだけど、加賀さんははて?みたいな顔で「八重歯なんかあった?」と。それを受けて賀屋さんが「あるよほら!!!」と歯を見せてたんだけど、隣にいたヤーレンズのおふたりから「そもそも歯なくない?」と言われるオチでたいへんかわいそうおもしろかったです。最前で見てたんだけどありそうでないしなさそうであるかんじ…?(どっちだ)賀屋さんの口内にはまだ乳歯が残ってるそうなのですが、歯医者さんによると乳歯を抜いたら「ぜんぶの歯が崩れる」そう。乳歯というギリギリの大黒柱が賀屋さんの口内にはある…

 そんなこんなでいろいろありつつ、話はオープニング映像の話に。かっこいいね~ってところから「わらふぢなるおさんのとこがやばい」とのこと。ヤーレンズが袖でめちゃくちゃ笑ってたらしい。オープニング映像もう一度流してわらふぢさんのとこで一度止めようという流れになり、改めて見返したところ会場中が全員爆笑となりました。すごかった。檀上の芸人さんたちも笑い倒れていた

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笑い転げる共演者たち
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写真通りに並ぶふたり
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写真を見上げるなるおさんの背中(漂う哀愁)
 もうオープニングからずっとおもしろかった…。まだまだ話せそうな空気感だったものの、時間も時間なのでネタにいきましょうということで。
 以下が最初のブロック。ネタタイトルはすべて勝手につけています。ネタバレしてます。

  • ういろうプリン『お尻揉ませてほしい』漫才
  • ネギゴリラ『デスゲーム』コント
  • マザーテレサワ『お笑い的表現の考察~トム・ブラウンの漫才を基に~』プレゼン芸
  • TCクラクション『近所トラブル』コント
  • 東京ホテイソン『英語を話したい』漫才
  • にぼしいわし『バーのやつ』漫才

TCクラクション『近所トラブル』
 上手袖の同業者笑い声グランプリ堂々の第一位ですおめでとうございます。いやーーーすごかった。個人的にはこのライブの中でいちばんおもしろかったと思っている。
 曇天さん、現在は古家さん、が、あたらしく組んだTCクラクション。まだ非公式状態のときに一度見たことがあったので、ようやっと公式状態の姿を見られてうれしかったです。しかもめちゃくちゃおもしろい姿で。
 コントは古家さん扮する主婦が近所に住む坂本さんに苦情を言いに行くものの、坂本さんが主婦の姿に苦言を呈したのをきっかけに本筋がどんどん変わっていく…というかんじ。坂本さんの「死んで灰になるまでが女!!!!」という訴えに拍手笑いがすごかった。迫力ほんとにすごかった。

にぼしいわし『バーのやつ』
 前日がThe W決勝出演というにぼしいわし。個人的に本戦での漫才がそこまでおもしろいと思わなかったので、どうなんだろうな~と思って見たらすごいおもしろかった。おもしろくてちょっと混乱した。
 餃子の王将でごはん食べてたらバーでよくある「あちらのお客様からです」方式で天津飯がきたので、誰からの天津飯なのか自分で探す(なぜなら王将は混んでいてカウンターギッチギチだから)という内容。これがまーーーーおもしろかった……まったりとした会話の中で飛び交うひとつひとつのワードが強かった。めちゃくちゃ王将がたべたくなる。

 中MCは東京ホテイソン、TCクラクション、ういろうプリンの3組。

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東京ホテイソン(と進行のキャモン西本さん)
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TCクラクション
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ういろうプリン
 東京ホテイソンとTCクラクションはTCクラクションがグレープカンパニー所属になってからこの日が初対面だったとのこと。人力舎所属のういろうプリンのおふたりが「グレープ(カンパニー)いいよね~」と放ったのを皮切りに「人力舎グレープカンパニーどちらがいいのか」の話になりかける。「いやどっちとも言いづらいわ」(坂本さん)
 今年のM-1すごいね~の話から内間さん(ういろうプリン)のツッコミがすごいぞ、との話題へ。関東ツッコミの中でも頭抜け出てますよ~と言われて気恥ずかしそうにする内間さん…(かわいい…)みんな内間さんの「あっちいけよ」でツッコまれたいとのこと。一瞬ツッコミ引き出し大会みたいになってておもしろかった~檀上全員たのしそうなのが微笑ましかった…
 オープニングと同様にマイクが各コンビに1本だったので、マイクの取り扱いが人によって・コンビによってさまざまだったのか見ていておもしろかったです。(ういろうプリンは丸山さんが独占「おれがずっと話したい」(丸山)「俺も話してえよ」(内間)、東京ホテイソンショーゴさんが一切自分で持とうとせず、ふつうに話し始めるのでマイク持ってるたけるさんが都度マイクを向けていた「なんで自分で持たない!?」(たける))

 以下中盤ブロック。ネタタイトルはすべて勝手につけています。ネタバレしてます。

  • リクロジー『遅刻しそうな男子高校生』コント
  • 大仰天『KAT-TUN』漫才
  • 小林ぼっち『シルバニア』コント
  • エル・カブキ『合コン』漫才
  • 怪奇!YesどんぐりRPGムール貝』ショートコント・ギャグ
  • トム・ブラウン『安めぐみ』漫才

大仰天『KAT-TUN
 眼鏡をかけた木場さんだけセンターマイク前に登場。遅れて田口くんが袖から出てくると木場さんがそれはもう大きなリアクションで驚きずっこけ倒れるという。その光景はまるで先日放送された全力!脱力タイムズのアンタッチャブル伝説のシークレット復活のよう。それもそのはずその再現でした。笑った。声を張ると木場さんの声って柴田さんとわりと似てるんだなと思った。通常時の声はまれに低い声を出そうとする小林賢太郎の声色に近い気がする。なんとなく。木場さんにはいつかもうすこし身体の線にフィットした背広を着て欲しいなと思った。
 漫才自体は新ネタだったのかな?(ご本人がそれらしきことをつぶやいていた)田口くんKAT-TUNに加入しろよ⇒無理でしょ⇒いやいやわりと中丸くんと見間違うよ⇒加入の意味#とは な流れ。木場さんの饒舌なボケに年下後輩わんこ属性のような田口くんがぱたぱたしながらツッコミを入れてくのがとても好きです。田口くんの紹介文BLの登場人物みたくなった。木場さんは飄々インテリヤクザっぽい。

 中盤ブロック明け中MCはエル・カブキ、トム・ブラウン、怪奇!YesどんぐりRPGの3組。

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エル・カブキ(とトム・ブラウン)
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トム・ブラウン
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怪奇!YesどんぐりRPG
 トムブラさん(忙しいから)こういうライブとかひさびさじゃないですか~の振りに、布川さんが「いや結構でてるよ、お客さんひとりのライブとか」と返してひとりて!とざわざわする会場。コンビ出演のでも高円寺の会議室借りてお客さんふたり、芸人8人ライブとかざらにあったらしい。すごい。布川さん自身が仕事のふり幅すごいな~と思ったのはウィル・スミスとの仕事からの千川びーちぶライブだったそう。ハリウッドから千川へ…(ゆりかごから墓場までのよう)
 怪奇が年末のおもしろ荘オーディションに残ってる話になり、どんな感じ?と聞かれた3人がオーディション時を再現してくれたのですが、すごい難色を示されていたらしい。(事実か脚色すごいのかは不明)最終的にはライブでウケてるネタを持っていってるのになんなの、客が笑うからネタ修正できないじゃん、と客席に怒りを向けるという。(笑う)いやでもほんとうに…おもしろいから…わらってるので…ごめんな…
 トムブラみちおさんはアキトさんとどんぐりたけしさんがふつうの会話のときまでもギャグを差し込んでくるエブリデイエブリタイムギャグ状態に「だいじょうぶなの????」と心配らしい。特にどんぐりさんに対して不安がすごそうだった。実際に檀上で話していてもギャグを差し込んでくるので、そのたび「ほら!こういうやつ!!!!」とみちおさんが目をカッと開いて指摘してたのがおもしろかった。布川さんによると「みちお裏でもマジトーンで心配してる」とのこと。やさしいせかい。

 以下最終ブロック。ネタタイトルはすべて勝手につけています。ネタバレしてます。

  • 元祖いちごちゃん『ザ・ノンフィクション』コント
  • オッパショ石『子供とのコミュニケーション』漫才
  • わらふぢなるお『消費税お勉強コント・ラーメン屋』コント
  • かが屋『ゲーム(親子)』コント
  • ヤーレンズ『引っ越しの挨拶』漫才

元祖いちごちゃん『ザ・ノンフィクション』
 奈良公園鹿せんべいあげてたらしらないおじさんが近づいてきてせんべい食べられたことあります?なに言ってるんだこいつ、みたいな目で見られそう。私はその経験ないけれど、その経験をした男性は見たことあります高円寺で。
 突拍子もない設定なはずなのにザ・ノンフィクションでした。ハイパーペロちゃんさんの一挙一動に客席から爆笑と悲鳴が響いては渦巻くというコメディホラーの大空間。めちゃくちゃおもしろかった…。個人的にウエストポーチからタピオカドリンク取り出したのがコメディホラーの頂点のように感じた。ドリンクというかあれはもうホルマリン漬けだった。(メモに「恐怖のタピオカ」って書いてた)

 ヤーレンズが漫才で締めてエンディングへ。出演者全員大集合。
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 サツマカワRPGさんがテンションぶちあげて「やっとだぞ~~~~!!!!」と言いながらかが屋を前に出して念願(らしい)のかが屋を含めたプレイヤーチェンジ実行へ。そこにリクロジーさんが参加するも、サツマカワさんがめちゃくちゃ(そらもうほんとめちゃくちゃに)難色示してて笑った。全力でかが屋“だけ”を狙いにきていた…。結果リクロジーさんも含めてプレイヤーチェンジへ。なぜかこのあとなるおさんだけのプレイヤーチェンジが実施されるという事態も発生。オープニングからエンディングまでずっといじられ続けているなるおさん…ツイッターで動画あげてくださってたのでリンク繋がせていただきます↓↓


 完全版はこっち↓↓
www.youtube.com
 怒涛のプレイヤーチェンジ続きでライブは終了しました。幕が上手下手両方から出てきたのですが、閉められていく幕に向かって無表情の賀屋さんがずんずん近づいて行ったのおもしろかったし恐怖だった…。私は写真撮り損ねてしまったんですけど、ツイッターでその模様写真におさめてる方がたしかいらしたのでけんさくしてみよう。(人任せ)

 このライブ、チケット代は0円の代わり?に“推し払い制度”というものが設けられていました。心付けを入れた封筒に送りたい相手の名前を書いてボックスに入れるという。おひねり式ライブがちらほらあるのは聞いていたけれど、実際自分が体験するのは初めてだったので新鮮でした。どれぐらいの金額がいいのか分からなくて死ぬほど悩むという…。(結局自分の中で思い入れのある語呂に合わせた金額にした)あとは主催のキャモン西本さんが「自分宛に800~900円程度いただけたら赤字を回避できます」とのことだったので西本さんにも。残念ながら赤字は回避できなかったそうなので、最低費用が回収できる程度のチケット代設定+心付け回収でもいいんじゃないかなあと思った。でもそれだと客入り減るのかな?(正直チケット代2・3000円払えない人が心付け払えるとおもえないんだけどそこんとこどうなんだろ…)

 新体験のシステムも体験できて、たのしいおもしろい時間をじゅうぶんに過ごせて良い誕生日になりました~~私は私を喜ばせるのがうまい。(自画自賛)好きなひとたちの笑ってる姿がなによりのプレゼントだなあとしみじみ思う27歳の初日でした。

以下いろいろお写真。

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東京ホテイソンとTCクラクション初の対面
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賀屋夢女・夢男用構図
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勢いよく参加するも難色を示されるリクロジー
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愉快なみちお
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謎感情表情の賀屋さん

おまけ

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めちゃくちゃぼけたかが屋

10/26 若武者第百一陣@新宿バティオス

2019年10月26日(土)若武者第百一陣@新宿バティオス
【出演(バトルコーナー)】竹内ズ/赤もみじ/マカロン/ガクヅケ/ザ・マミィ/フランスピアノ/ラランド/ストレッチーズ/ひつじねいり/オッパショ石/オズワルド/令和ロマン/青色1号ナイチンゲールダンス/さすらいラビー
【ゲスト】モグライダーわらふぢなるお
【MC】三日月マンハッタン・仲嶺

 一度は行ってみたいと思ってた若武者。別の予定と被ってたり気付いた時には売り切れてたりでなかなかご縁が無かったのですが、ようやっと行ってきました~わーいわーい。噂通り空気感がほかのK-PROさんのライブとは違うかんじ。空気の圧に押され気味だった…。

 MCの仲嶺さんが登場した途端「ななまがりの初瀬です」と自己紹介されて沸く劇場。言われておもったたしかに似ている(ぐぐってみよう)。
 バトルライブということでオープニングもそこそこに本編へ。以下香盤。(タイトルは勝手につけています)ネタ感想は気になったひとたちを~ネタバレふつうにしてます。

  • 竹内ズ『試食』コント
  • 赤もみじ『まんじゅう』漫才
  • カロン『女上司と残業』漫才
  • ガクヅケ『ハンバーガーショップ』コント
  • ザ・マミィ『自慢の彼女』コント
  • フランスピアノ『女スパイ』コント
  • ラランド『キャバクラ』漫才
  • ストレッチーズ『ホームランの約束』漫才
  • ひつじねいり『ラグビー』漫才
  • オッパショ石『運動会』漫才
  • オズワルド『隠し事』漫才
  • 令和ロマン『大御所』漫才
  • 青色1号『パン教室』コント
  • ナイチンゲールダンス『料理対決』漫才
  • さすらいラビー『デートの誘い』漫才

(以下ゲストパート)

赤もみじ『まんじゅう』
 正直そこまでおもしろいと思ってはなかったコンビだったので、サイゾーのインタビューやスパイラルラッシュの寄席に呼ばれてることに対してはすごい話題になってるな~へ~わからんな…っていう感じだったんだけど、この日の漫才を見て申し訳ないです…そりゃ話題になるよそうだよ…とひとり心の中で謝罪を申し上げました。めちゃくちゃおもしろかった。
 強い勢いでぐんぐん漫才を進めていっている中に、細やかなフレーズひとつひとつのおもしろさがあって。本人たちも今きているであろう追い風をじゅうぶんに味方にして、サンパチっていう武器をこれでもかと使って数分間を楽しんでいる姿がすごく良かったです。すごいなあ。いぶき(若武者の前の若手育成ライブ。このライブの上位2組が若武者に上がれる)から勝ち上がって見事に今回残留でした。追い風が強く吹いている。

青色1号『パン教室』
 青色1号、見るたびにぐんぐんとおもしろい世界を繰り広げててめちゃくちゃ良いなあ好きだなあ、と思う。東京03とユニットコントライブしてほしいとずっと思ってるんだけどたぶんこれ私だけじゃないだろうな、思ってるの。見た過ぎる。
 コントは仮屋さんがパン教室の先生、上村さんがパン教室の助手、榎本さんがその教室に通い始めた生徒、の設定。助手の上村さんが生徒のつくったパンに対して正しい判断が出来ず、仮屋さんが次第に不穏になり狂気大爆発→榎本さん発狂ビビりっていうサイコパン教室コントでした。なんだサイコパンて。仮屋さん演じる先生が私にはキャシィ塚本(@ごっつええ感じ)とだぶって見えてきてめちゃくちゃ…めちゃくちゃおもしろかったな…。耳たぶひきちぎるシーンがあるんですけど、そこが絵面考えたらただのスプラッターなのに全員の表情と演技がすごくてほんとにおもしろかった。バティオスに響く悲鳴笑い。
 東京03と共演してほしいとも思いつつ、このコントにキャシィ塚本大復活して仮屋先生とコラボしていただきたい次第。

 ザ・マミィは比較的新しいネタだったのかな?はじめて見たコントだったのでうれしかった~酒井さんの佇んでいるだけで笑いが引き起こされる存在感の強さたるや…。コント内容はマミィらしい平和でかわいいコントだな、という印象。酒井さんの怒号感謝めちゃくちゃ笑ってしまう。
 ラランドを初めて見たのは8月のshowリーマンで、さーやさんの飄々とした雰囲気が印象に残ってる。そしておもしろかった。し、今回も見事に一位を勝ち取る面白さでした。息をするようにこぼされていくボケの数がすごくて、ひとつひとつ重くはないんだけれど笑いに繋がる爆発力が大きくて。すごかった…。
 ゲストのモグライダーのネタが先日のライラックブルーでしぬほど笑った漫才でうれしかった。つよい。

 若武者ってこんなかんじなのか…っていうのを味わえて良かったです。結果は好きなひとたちが残留できたりできなかったりでうれしいのとうーーんっていう。でも全組ウケてたからほんと僅差なんだろうなあ。
 以下は撮った写真をつらつらと~

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若武者上位7組とゲスト2組大集合
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ゲストのモグライダー
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急遽MC仲嶺によるお笑いクイズ開始
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正解したり負けたりでたのしそう
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とかくたのしそう
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キメキメニシダ氏(ラランド)

2019年の現場を振り返ろう・上半期(1月~6月)

 今年はお笑い再熱ということもあって現場がぐんと増えたり、おそらく高校生ぶりに日記にライブや公演の感想をしたためるということを再開したので、2019年の現場を上半期・下半期と分けて振り返ってみようかと思います~(訳:未来の私だけが振り返って楽しい日記)


【1月】

  • 10日(木)19:00/松竹若手バトルライブ 笑っちゃ王@新宿角座

 1月は一本のみ。松竹ライブはこれが人生初だったので新鮮だった~角座もはじめて入りました。

【2月】

  • 8日(金)19:00/TEAM NACS SOLO PROJECT 戸次重幸「MONSTER MATES」@EX THEATER ROPPONGI
  • 15日(金)19:00/松竹若手バトルライブ 笑っっちゃ王@新宿角座
  • 18日(月)19:00/行列の先頭37@なかのZERO 小ホール
  • 21日(木)18:30/ツギクル芸人定例ライブ@新宿角座
  • 26日(火)20:00/「この高鳴りを今夜は全部話す」@本屋B&B

2/8:TEAM NACS SOLO PROJECT 戸次重幸「MONSTER MATES」@EX THEATER ROPPONGI
 シゲソロ公演。告知からずっっっと楽しみにしてたのにクソ上司のせいで冒頭15分ぐらい見られなかった公演でした殺。当時のツイッターの荒れ具合がすごい。公演自体はめちゃくちゃ良かったです。シゲがすべてをプロデュースしている舞台は好きになってからはじめて見たので、俳優以外の面を舞台を通して垣間見られたのはとても幸せでした。

2/18:行列の先頭37@なかのZERO 小ホール
 12月のあらびき団で気になったかが屋を生で見たいな~と思って取った公演。他の出演者も好きな人たちばかりでたのしかった~これが初のK-PRO主催ライブでした。

2/26:「この高鳴りを今夜は全部話す」@本屋B&B
 サンシャイン・坂田さんの著書『この高鳴りを僕は青春と呼ぶ』の刊行記念トークライブ。ゲストにしずる・村上さんとロビンソンズ・北澤さんがいらっしゃって2時間お話伺ってきました。ビールとともに(明らかに飲みすぎていた)。ほんとうに良いライブで良い夜でした。

【3月】

  • 7日(木)19:00/凄くネタネタしいライブ@新宿バッシュ!!
  • 8日(金)19:30/松竹若手バトルライブ 笑っっちゃ王@新宿角座
  • 26日(火)21:30/やりたま第2回@池袋GEKIPA

 バッシュとGEKIPAがはじめまして。こんなにライブ会場あるんだな~と思って新鮮だった。

【4月】

  • 2日(火)19:00/スペシャルブルームスペシャル@渋谷ユーロライブ
  • 4日(木)19:00/コント集団カジャラ 第4回公演『怪獣たちの宴』@世田谷パブリックシアター
  • 19日(金)19:30/松竹若手バトルライブ 笑っっちゃ王@新宿角座
  • 25日(木)19:00/Tomoaking Anniversary show “LAST ONE OK?”@渋谷ラママ
  • 26日(金)19:30/第二回かが屋単独ライブ『瀬戸内海のカロカロ貝』@北沢タウンホール
  • 29日(月・祝)18:00/THE GEESE 第15回単独ライブ『スプリングボンボン』@恵比寿・エコー劇場
  • 30日(火・祝)13:00/平成の終焉@渋谷ユーロライブ

4/4:コント集団カジャラ 第4回公演『怪獣たちの宴』@世田谷パブリックシアター
 2月に横浜公演取っていたのだけど、都合により行けなくなったのでこれが最初で最後となりました。世田谷パブリックシアターはじめて入ったんだけどすごいすてきな会場だった~なんとなく小林賢太郎の公演に合うなと。また入りたい劇場のひとつです。
 なだぎさんをお迎えしていたからか、歴代のカジャラに比べて「コメディ」というより「お笑い」の要素を強く感じた公演だった。コバケンが楽しそうにそのお笑いの色を掬い上げて自分の中に織り交ぜて魅せている姿と舞台がとてもたのしかったな。小林賢太郎×新喜劇、みたいな印象。あたらしい舞台だった。

4/25:Tomoaking Anniversary show “LAST ONE OK?”@渋谷ラママ
 The HIGHのギター担当キングさん生誕祭ということで、現バンドThe HIGHと解散してしまった前バンドFURSの対バンでした。解散後にFURSを知ってめちゃくちゃ生で聞きたかった………と後悔of後悔していた私にとって奇跡みたいな一夜だった。やってほしかった曲たくさんあったけれど、FURSをこの目で見られてほんとうに良かった。もう見られないんだろうなと思う。

4/26:第二回かが屋単独ライブ『瀬戸内海のカロカロ貝』@北沢タウンホール
 これほどまでに追加公演追加販売に感謝したことはないなと思った………。友人と学生時代の先輩たちに力添えしてもらって行ってきました。行けたことがずっと自慢に思えるライブだった。
 めちゃくちゃ良いものを見ると帰り道がきらきらして見える、という癖(なのかなんといえばいいのやら)が私にはあるんですが、この日の北沢タウンホールから下北沢駅までの道のりはとびきりきらきらしていて、なんていい夜でいい時間なのだろうと思った帰り道でした。しあわせな時間だったな…ほんとう…。買う予定ではなかったグッズを買って帰るという。愛用しています黒Tシャツ。白はあんまりつかわないかな~と思って買わなかったんだけど買えばよかったほんとう めっちゃ使う

4/29:THE GEESE 第15回単独ライブ『スプリングボンボン』@恵比寿・エコー劇場
 大学時代の後輩にお誘いいただいて初めてギースの単独を見に行ってきました。いや~~~~めちゃくちゃおもしろかったよね……。正直ギースのネタの印象ってあまり覚えていなくて、自分じゃ行こうと思わないだろうからせっかくだし~と軽い気持ちで行ったのだけど、もうその軽い気持ちが木っ端微塵になるほど良いライブだった。でした。こんなにギースってすごかったんだ…と失礼ながら実感して、もっと生で見てみたいなと思いました。後輩ちゃんには大感謝しています。繋いでくれてありがとうご縁。

【5月】

5/19:チュートリアルライブツアー2019「奮発の黄昏」18時@よみうりホール
 私の中学時代は関ジャニ∞チュートリアルで彩られていたと言っても過言ではない。けれどチュートリアルの単独ライブは一度も行けたことがなくて、好きになった14才の日から12年後ようやっと単独ライブを見に行くことができました。
 正直あの時ほどの情熱は注げていないし、ゆるっとしたお茶の間のひとりになったのだけれど、好きだな・やっぱり良いな、としみじみさせられた単独ライブでした。おもしろかった。また漫才が見られたらいいな。ふくちゃんとおとくいさんが揃う姿を待っています。

5/30:第41回 速いビーム@新宿バッシュ!!
 キャンセル戻りを即予約できてはじめて行けた速いビーム。完全にかが屋目当てだったのだけど、“速いビーム”っていうユニットの空気感に一気に惹き込まれていきました。ここでポンループに出会えたのはめちゃくちゃ大きな財産だった。ありがとうかが屋

【6月】

6/4:三者三様@草月ホール
 出演者がハナコ空気階段かが屋という爆裂豪華コントメンバーというライブでした。ほんとにほんとにほんとに行けて良かった。4月のかが屋単独で見た大好きなコントをまた見られた場がこのライブで、泣いてしまいそうなぐらい嬉しかった記憶がすごいです。ハナコ空気階段もすごくよかったしなにより全組おもしろかった。
 おひとりおひとりのコントに対することばとか考えを伺うことができたのもほんとに良かったな…。かが屋がピースのコントを即興で再現してたのがたまらなかった。好きと好きが交差したときの喜びは言葉にし難いものがある。

6/9:JINRO presents 岡崎体育ワンマンコンサート「BASIN TECHNO」@さいたまスーパーアリーナ
 ロックの日に有言実行かますとかめちゃくちゃかっこよすぎないか。去年の9月のぴあフェスで初めて岡崎体育を見て、その時に「さいたまスーパーアリーナでライブ絶対やります」と宣言していた日から数カ月。ほんとうに6月にやるという告知を見て、一緒にぴあフェスでその発言を聞いていた先輩とすぐに「行きましょう!」と声を合わせて行ってきました。絶対にこれは音楽史の中に残る大きな出来事で、その軌跡と必然を見ることができるなら絶対にその場にいたいと強く思いました。いられて本当に良かった。めちゃくちゃ楽しかった。


 1月から6月までの現場総数は【43本】でした~お笑いめちゃくちゃ多い。(当社比)
 もともと去年のM-1を見て改めてお笑いちゃんと見に行こうと思い、その矢先に人力舎の事務所ライブのお誘いをいただいて初めて見に行き、年末年始のお笑い番組ちゃんと見ようと思って録画してたあらびき団かが屋空気階段に出会う…といった流れから怒涛のようにお笑いに出戻っていきました。出戻るだと冷めてたみたいであまり言葉としては適してないなと感じるんだけど、まあ傍から見たら出戻りなんだろうなあと。出戻りじゃないですけど(抗う)
 4月のかが屋単独を見てから、とにかく追えるところは追っていこう見に行こうという気持ちがとても強くて、それが5月6月にめちゃくちゃ反映されているなあという印象です。下半期も変わってないですけど……まあ………かわってないな………
 初めて行く劇場もめちゃくちゃ増えましたね。個人的には上半期までで初めて行った会場の中だと北沢タウンホール(下北沢)、ユーロライブ(渋谷)、世田谷パブリックシアター(世田谷)が好きでした。座・高円寺2はずっと推したい。
 なかのZERO大ホールは椅子が個人的には痛くてね…あと音響があまりよくないのがな~そこのところどうなんだろうといつも思うんですけど、会場のつくりがそもそも良くないのか機材の問題なのかスタッフさんの調整状況によるのかが分からないのでなんとも言えない。できればあまりいきたくない会場ではある(座席にもよるのかなとは思うけど)。

 あともうお笑いライブのチケットの安さにめちゃくちゃびっくりしたよね…。行ったことあるお笑いが吉本ないし単独ライブが主だったので、2000円以下が通常なのにすごくびっくりする。あと初の取り置きというシステム。なかなかに緊張しました。ほんにんにれんらくするの…????ってうろたえた
 初めて尽くしでたくさんの経験ができた上半期だったな、という印象です。TIGETめちゃくちゃつかいやすいアイラヴ…………

かつて推しだったヒーローに寄せて

 数年前まで“推し”と呼んでいた人のブログを久々に見て、当時自分が贈った花の写真が載った記事で思わずスクロールする手が止まった。

 自分を好いている人たちへのアピールや反応がとかく不得意な人なんだな、と感じた覚えがある。不得意ゆえに公平性のある返しができないから、彼を好きだと言う人間同士でしばしば論争が起きていたこともあったし、狭い界隈の殴り合いがインターネット上でも現場でもあった。私もそのひとりだった。彼に対しての部分もあったし、彼の周りや最前を囲み埋める古参と自称する人たちの、自分たちによる自分たちのための自治が煩わしくて殴っていたこともあった。よくないね。よくないです。

 こちらが勝手に好いている相手に物を贈ることや言葉を送ること、それは自身の勝手な行動であって、贈った/送った相手からの見返りありきで行動するなんておこがましいし、そもそもそういう感情を持って動くのは違うんじゃないかと今は思う。けど、当時はどこかで期待を寄せていたんだろうな。友人が好いていた人は常にていねいに返していたから余計に。近くで喜ぶ友人の姿がうらやましかった。
 正直当時は個レスが欲しかったけれど、到底それは望めないから。せめて全体に向けた「ありがとうございます」だとかを節々に投げかけてほしかった。わたしたちが見えていないのかなと思うほど、心が向いてこない彼の姿にこちらの心が疲弊することがよくあった。それでも好きだから見つめていたけれど。
 公平性に欠いた(ように見える)彼の返しの行動を見て、もうこれはしょうがないことだし、そもそも心を尽くすのも贈る/送るのは、ぜんぶ自分の勝手なことだと思いはじめた頃に送ったのが冒頭に書いた花だった。

 ヒーローに憧れていた彼がヒーローになる舞台、千秋楽が彼の誕生日、彼のその公演に対するいつもより熱く見える文章。(彼は自身の仕事に対して「たぶんこれそこまで進んでやりたいことじゃないんだな」とこちらもなんとなく分かってしまう態度を見せがちだった)それらを見てああたぶんこれは彼にとって大きな仕事で、大切な出来事になるだろうなと確信して、その公演にその日に少しでも華を添えられたら、思い出深くなれたらと強く思った。
 ネットで検索して花屋を何件か回って。1週間以上続く公演、千秋楽且つ彼の誕生日までなるべく見劣らないようなものを、そしてなるべく周りに埋もれないようなものを。一瞬でも、彼が見てくれるようなものを。目に見えるかたちの見返りは望まないけど、せめて見えないところですこしでも心を向けてほしいと祈りながら願いながら考えていた日々だった記憶がある。

 自分が公演に入ったのは3日目と千秋楽の2公演。3日目公演のときに、有難くもわりと見易い位置に花を置いていただけていることを確認して、千秋楽にもそこまで姿が変わっていなかった花の姿に胸を撫で下ろした。公演期間中、彼はツイッターにもブログにも特に送られてきた花や差し入れには触れていなかった。それはいつものことで、終わったとしてもおそらく触れることはないのだろうなと思った。それでも良かった。もうすべては自分が勝手にしていることだったから。

 ヒーローになっている彼の姿はとても輝いていた。少年みたいにきらきらした目で、強い声で、感情が溢れた表情をくるくると見せていて。至極うれしそうに楽しそうにしている彼の姿を見ることが出来て、こちらもほんとうにうれしかった。初めて彼を知って好きになったときの瞬間を思い出していた。
 公演が終わって、最後の挨拶で共演者に囲まれながらやりきった笑顔を浮かべている彼の姿は間違いなくヒーローそのもので、この姿を見られたことが彼からの最大の返しだと思った。好きでいてほんとうに良かったと、そのとき強く感じていた。

 公演が終わったその夜に、タイムラインに彼の感想と感謝の言葉が綴られたツイートが流れてきて、その数日後にふだんあまり更新されないブログが更新された。1週間以上続いた舞台でヒーローであり続けた日々は、長文を書くのが苦手だと言っていた彼にブログを書かせる熱を十分に持っていたのだろう。私は久々の更新に喜びながら記事を開いた。そこにはツイートでは収まりきらなかったであろう言葉や共演者との写真がたくさん散りばめられていて、ああほんとうに楽しかったのだな、と感じて思わず頬が緩んだ。
 スクロールをしていくと、記事の半ばあたりで見覚えのある写真が彼の一文のすぐ真下に貼り付けられていた。そのまま流してしまいそうだった目と指を一瞬止めて、改めてその写真を見る。見間違いではなかった。その写真に写っていたのは、間違いなく私が彼へ贈った花だった。

 そのときの気持ちは今でも言葉に言い表せない。当時はツイッターで主張などせず、友人に伝えたのも記事があがってからだいぶ後だった気がする。
 予想なんてしているわけなかったし、先述した通り、ほんとうに、目に見えるかたちでの見返りなんて求めていなかった。願ってもいなかった。その矢先で、彼の感謝の言葉と、“彼が見てくれた”という事実が目に見えるかたちで分かったのだ。
 なんだかもう一気にいろんなものをすくってもらえたような気がした。心を向けてくれることがこんなにも嬉しいものなのかと思った。たとえそれが「こういうポーズとっておいたほうがいいな」とか、そういう戦略的(ということばがあってるか分からないけど)な考えからだったとしても、それはそれで構わないなと思った。こちらからしたら見えているものが、見せてくれるものがすべてだから。

 私の贈った花の写真に続いて、他の人たちからの贈り物の写真が貼られ、「ありがとうございました。」と、(おそらく)送り主たちへのお礼の言葉が添えられていた。彼を推しとして見つめていた数年間のなかで、その感謝の言葉はこれ以上ない忘れられない言葉だった。

 私はもう彼の姿を見つめていないけれど、私にとってあの日あの時間、彼がヒーローであり続けた姿を見られたことは大切な記憶で、心を向けてくれたあの瞬間はいつまでも忘れない。

8/11 パーティーパープル ジュニア@新宿Fu-

2019年8月11日(日)パーティーパープル ジュニア@新宿Fu-
【出演】あいなぷぅパーパー) /加賀翔(かが屋) /賀屋壮也(かが屋) /木田(ガクヅケ) /鈴木慎也(コル) /蜂谷豪孝(コル) /篠原塁(フェー) /細田祥平(ひつじねいり) /松村祥維(ひつじねいり)
【MC】池田勝ジグザグジギー
ご意見番宮澤聡ジグザグジギー

 今月の企画は『祝5周年!こんなに大きくなりました!』ということで、芸歴5周年のマセキ所属芸人と5年間を振り返る内容でした~(出演者陣が5周年の方たちです)厳密に言うと5周年ではない人もいたりいなかったりいたりだったんですけど、まあこまけぇこたぁいいんだよ(AA略)ということで。芸歴換算むずかしいね。同世代且つ好きな人たちが多いライブだったのでたのしみでした、し、めちゃくちゃたのしかった。腹がちぎれるかと思った
 内容が特盛も特盛だったのでトピック方式で感想をつらつらと。(順不同です)

篠原さん(フェー)がTinderで出会った女の子来てる事件
 篠原さんがTinder(マッチングアプリ)をめちゃくちゃ使っているとの話に。周りから「どんなシステムなの」「どんな風なの」とやいのやいのと詰められる。すごい尋問の構図だった ここは取調室でしょうか(新宿Fuです)この質問という名の尋問に対して篠原さんが尋常ではないほど焦ってて、どうしたんだどうしたんだと舞台上客席ざわついたら「きょう(マッチングした女の子)来てるんですよ!!!!!」との爆弾発言。客席にTinderの子がいると判明した瞬間、演者がステージ上から総出で客席を見渡すわ客も客席を見渡すわでカオス空間だった。すごい。「気まずそうな顔してる子がその子だ!」とか言われ始めていたので見に来た女の子の心情やいかに。捜索が落ち着いてもご意見番の宮澤さんとひつじねいりの松村さんがそれぞれしれっと探してたのが笑った
 篠原「今日(来てる客)はかが屋のファン80人とTinderの子ひとりです」(ふっきれた)

賀屋さん(かが屋)太ったね
 賀屋さんの同居人である木場さん(大仰天)のお母様から送られてきたチキン南蛮を6つ中4つ平らげたそう(同居人・ひつじねいり細田さん談)。賀屋さんは自身含む4人で暮らしているので明らかに食べすぎである。でもお昼食べながらお夕飯なに食べようか考える賀屋さんだからしょうがないのかもしれない…(くいしんぼうばんざい)
 相方の加賀さんがひたすら横で「太ったよね?ねえ太ったよね??」って詰め寄るわ自分の腹筋を見せたときに比較対象にしようと賀屋さんのおなか出させるわで辛辣だった わらった(ちなみに加賀さん自身の腹筋について「なにもしてないんですけどねえ?⤴」とのこと)

かが屋にすり寄る木田さん
 現在映画製作のためクラウドファンディングをやっている木田さん(ガクヅケ)。かが屋ふたりに出演交渉していないのにも関わらず、クラウドファンディング宣伝のため「かが屋が映画に出ます」「映画の中で新ネタ6本やります」という盛大な嘘を吐きまくっていた(ひどい)。この宣伝以外でも木田さんが好きなSexyZoneの佐藤勝利くんがかが屋を好きと言っていた?らしく、勝利くんとつながるためにかが屋へのすり寄りが最近激しいらしい。木田さんがしきりに「かが屋と自分は仲いい」と主張していたのに対して加賀さんが「なかよくないです」とばっさり言い切っていたのが辛辣おもろだった。
 ちなみに許可を取ってない木田さんに対してあいなぷぅちゃん(パーパー)はすでにかが屋のマネージャーに出演許可を取っているらしく、4本目のMVにかが屋出演予定だそうです(仕事が早い)。

売れそうランキングとダメ人間ランキング
 マセキ所属の芸人さんに今回の5周年メンバーの中でランキングしてもらったとのことで、売れそうランキングはかが屋が1位(賀屋)2位(加賀)を獲り、ダメ人間は1位木田さん2位篠原さんの結果に。加賀さんは謙虚なところが先輩に評価されて2位になったのだけど、賀屋さんが1位を獲った理由のひとつの「CMに出てるから」で火がついてお金の話をし始めたことにより松村さんから「謙虚なとこ崩れてんで」と指摘を受ける。加賀さんの目は本気だった。(CMの出演料うんぬんでこじれるかが屋
 そんな松村さんは売れそうランキングのコメントで「くりぃむしちゅーの上田さんみたいになってそう」と言われてにんまりしてたのがかわいかった~ほこほこ。にんまりだった。回しもうまいし平場もおもしろいからほんとにそうなりそう…。
 このランキングにおいてカントリーズえざおさんの苦言コメント祭りがすごかったのだけど、唯一鈴木さん(コル)だけなにも苦言票無かったそう。それはそれで戸惑う鈴木さん。ちなみにかが屋に対しては加賀さん賀屋さんそれぞれ髪質に対する指摘で、あいなぷぅちゃんに対しては「デリカシーがない」とのこと。それに対してぷぅちゃんがふつうに「あってる~」言ってて笑った。あってた。

 ダメ人間ランキング1位の木田さんに、ダメ人間と選ばれるエピソードがめちゃくちゃひどすぎたので(ばくしょう)篠原さんと僅差かと思ったけど圧倒的群を抜いていた。ひどすぎて内容飛んだけどめちゃくちゃおもしろかったです……。
 座り位置が木田さん・あいなぷぅちゃん・篠原さん、の順で、ダメ人間ランキング決めるときに木田さんと篠原さんが1位の押し付け合いをされていたのだけど、その間に挟まれたぷぅちゃんがかわいそうすぎた 巻き込まれ事故すぎる。
 「この席やだあ~」って上向いたぷぅちゃんの後ろがちょうどかが屋のふたりだったのですが、嫌がってるぷぅちゃんの姿を見て加賀さん賀屋さんふたりともやさしく笑ってたのがさいこうによかったです さいこうによかったです(大事なことです)。速いビーム………ラヴィ…………。

 このほかにも、自分の年表振り返りのときに加賀さんが2014年にお母さまが教習所でモテモテだった話とか(お母さまは明るくてボディタッチが多いそう)(小悪魔やんけ)、賀屋さんが中村アンさんとは仕事で初対面ではなく、自分のバイト先にきたことがあるんですよ~それがCM共演にね~って話に持っていくものの加賀さんに全力で止められたりとかでめちゃくちゃおもしろかったです。こういう平場オンリーのライブも良いな~としみじみした夏休みふつかめのはじまりでした。